2012年の4月、多くのキャバ嬢に限らず、
多くのお水関係者が「すごい、この女」と、
嫉妬とも言い難い、不思議な感情に駆られたニュースがあったことだろう。
それは都内にて、
キャバクラ嬢に送金するために、
8年間の間に、会社のお金を、
約6億を着服していた男のニュースだ。
お店で使わせた額ではなく、
自分の口座に振り込ませた額が約6億なのだ。
8年間ということは、
年収1億のお金持ちの、
税金を払った後の額よりも多いことになる。
キャバクラ嬢に送金していた男は、
都内のゴム会社の経理部の方だったという。
男は会社からも信頼され、
経理部で会社のお金に直結する業務を任されていたという。
6億の横領に発展したネットバンキングと、キャバ嬢の怖さ。
このニュースは事件後、
人気バラエディ番組で再現が作られたり、
現在でも衝撃的な事件として受け継がれている。
ホストが携帯代や、食費をお客さんに頂く話はよく聞くし、
キャバ嬢が欲しいものを片っ端から買っていただく話もよくある。
しかし、口座に百万単位のお金を振り込ませるのはなかなかいない・・・。
お店でそれぐらい使ってもらえれば、お水業界屈指の一流プレイヤーと言っても良い額だ。
さらに、この事件のキャバクラ嬢は、
経理部の男を、お店に何回か呼び、数回店外したのみ、
そこからは携帯からの連絡のみで、8年間も引っ張ったのだ。
女は男に「いつかデートしよ」と、
自分が病気だと偽り、
入院費医療費の項目で送金させていた。
それを8年間で約6億。
男が自分のために私腹にした額は少ない・・・。
本気で惚れていたのだろうな。
でも、そもそも、
いくら経理部でも、
よくぞ8年間もバレずに、
総額6億も横領できたなと・・・・。
実は、男の会社が、
経費運営にネットバンキングを取り入れたことが、
この超大型横領に繋がったとされている。
今でこそ、楽天銀行であったり、
三菱UFJダイレクトといった、
ネットバンキングは一般的で、珍しいものではないが、
当時はまだまだ、一般人はもちろん、
一部の企業でもネットバンキングを取り入れてなかった。
この時期に会社の経理を担当していたことが、
男の大胆な横領に繋がったとされる。
ネットバンキングは、これまでの銀行振り込みと違い、
まるでゲーム感覚で、簡単にネットから振り込みを進められる。
これまでは銀行に向かえば混み合っていたり、いろんな書類にサインしたり・・・、
そんな作業量と時間を削ってくれることがネットバンキングの魅力なのだ。
男は会社のお金を自分の口座に振り込み続け、
ネットバンキングの知識のない人は、
その作業の内容を確認しようがなかったのだ。
信用とは怖い・・・。
ちなみに、病気と入院を偽っていたキャバクラ嬢は、
新宿のタワーマンションに住み、ホストなどで豪遊を重ねていたという。
当時、その女性はミクシィを使用し、
その豪遊の様子をアカウントにアップしていたそう。
しかし、男からの送金が途切れた時期に、
交際していた男に嫌われ、破局していたそう。
(絶対にホストだろ・・・)
最終的に女性の手元には、
送金してもらった数億のうち、
1円も手元に残っていなかったという。
女は男に面会拒絶を繰り返し、
男が女が入院してるという病院に行き、
そこに女の入院記録がなかったことで、
メールで女を問いただし、発覚したという。
会社に与えた損害はすごいでしょうし、
横領していた男の罪も重い・・・・、
キャバクラ嬢は現在なにをしているのか?
そして、ホストは誰・・・・?
ただ、散々ここで「キャバ嬢」と書いたが、
女性はお店でお金をつかてもらったわけではないし、
同じようなことをする人も、そんなにいないし、
キャバ嬢のイメージが悪くなるニュースでもあったなと。
んで・・・・ホスト・・・・。