
愛知県名古屋市のキャバクラに在籍し、伝説的な売り上げを記録したエンリケさん(本名:佐野理恵)。結婚を機にキャバ嬢を引退してからは実業家に転身し、株式会社エンリケ空間を立ち上げました。
エステサロンや飲食店など複数のブランドを展開していたものの、トラブルが続々と起き、自身を取り巻く環境が急変。その後、エンリケさんはどのように生活しているのでしょうか。現在についてまとめました。
エンリケさんの現在
エンリケさんは、2025年4月現在オルフェグループが運営している高級クラブ「club eNe」に在籍し、ママを務めています。源氏名は小川えり。2024年11月に37歳の誕生日を迎えた際には記念イベントが2日間にわたってクラブで開催されました。
Threadsではクラブに出勤する姿と共に、バレンチノのショーに参加する様子や、バリ島に滞在する光景などオフショットも公開。悠々自適な生活を送っているように見えます。その一方でバッシングが絶えないため、他のSNSアカウントを更新停止や非公開にしているようです。
エンリケさんの店で死亡事故
バッシングが収束しない理由はエンリケさんが経営していた「シャンパンサロン エンリケ」で起きた悲惨な事故。店内で変わり果てた姿の男性Yさん(当時33歳)が発見され、救急搬送先で死亡したのです。
事故当日はYouTuberの「てんちむ」さんが来店する特別な日でした。ゆえに盛り上げ役として飲み要員が方々から集められていました。その1人だったYさんは序盤から急ピッチで飲み、2時間ほどで泥酔状態に。更衣室へ運ばれたものの、そこはエアコンのない狭い空間でした。Yさんはアルコール中毒と脱水症状を併発し、重篤化したのでしょう。
参考サイト:日刊スポーツ
経営者らしからぬ行動の数々
キャバ嬢時代のエンリケさんはシャンパンボトルに直に口をつけて一気飲みするスタイルで有名になりました。そのためシャンパンサロンの従業員に対して、「私が来店するまでに急ピッチでボトルを何本か空にしといて」と指示することが日常茶飯事でした。
ゆえに警察はアルコールを大量に飲むべきという経営方針がYさんの死につながったのではないかと考え、エンリケさんの保護責任者遺棄罪を疑っていました。
にもかかわらずエンリケ夫妻は事故直後にヨーロッパ旅行を楽しむなど、不謹慎な言動を連発。バッシングが加熱していきました。
返済を放置
痛ましい事故から数か月後の2022年9月には、エンリケさんの夫・佐野良太さん(通称:豚さん)が管理していた買い取り事業のトラブルが発覚。「出資してくれた契約者に対して半年後に12%の上乗せをして返金する」と謳いながら、実際には返金業務が停滞していたのです。
佐野さんと共にエンリケさんも大炎上。早急に返済資金を用意するべく、会社の代表取締役を辞任し2022年10月に古巣のキャバクラで働き始めました。YouTubeチャンネルで「逃げずに責任を取る」と明言していましたが、エンリケさんは現在も契約者への返済を行っていない模様。
旦那と離婚?
2022年10月26日、エンリケさんは離婚をYouTubeチャンネルで報告しました。なんと佐野さんが過去に直筆した離婚届をエンリケさん1人の判断で提出していたのです。さらに、引っ越し業者に頼まず、夜逃げに近い形で家から出て行きました。
身勝手な行動を佐野さんは受け入れようとしていたものの、突如として態度を一変。離婚届けの無効を求めて法廷で戦う決意を示しました。
元夫を切り捨て
佐野さんの激怒は、エンリケさんが周囲に語っていた内容が火種でした。「古巣にとどまるつもりはない私の夢は銀座で働くこと」この言葉には、傾いた会社と元夫を切り捨てて新たなビジネスパートナーと再出発したいというエンリケさんの目論見が表れていました。佐野さんは薄情な態度を許せず徹底抗戦しようとしたのですが、エンリケさんのほうが一枚上手でした。
銀座で飲食店を展開しているオルフェグループを味方につけ、2023年4月にキャバ嬢として銀座デビューすることを実現。2024年1月ごろに「club eNe」のママに就任しました。
まとめ
エンリケさんと約3年半にわたって連れ添った佐野さんは宮崎県に拠点を置き、買い取り事業を展開。日々忙しく働きながらも、即座に会社を見捨てて出奔したエンリケさんと、知恵を貸した黒幕への恨みが消えないようです。
一方のエンリケさんは現在、小川えりを源氏名として使い、銀座の高級クラブで活躍中です。夜の蝶として輝きながら優雅な生活を謳歌しています。被害者や遺族の気持ちを真摯に受け止める日は、いつ訪れるのでしょうか。