偽Amazonが急増!フィッシング詐欺に遭わないために気をつけたいことは?

自宅にいながらにしてショッピングを楽しめる現代において、気をつけなければならないことは意外と少なくありません。ここ数年増え続けている「フィッシング詐欺」や「スミッシング詐欺」、中でも急増しているのが、「偽Amazon」です。中でも、Amazonは利用者も多く、巧妙な手口による被害の拡大が懸念されます。

世界的に「2023年の脅威」としても取りざたされている、「フィッシング詐欺」「スミッシング詐欺」「偽Amazon」に騙されないために、具体的な事例や目的を知って対策を取っておく必要があるでしょう。

この記事では、Amazonを装ったフィッシング詐欺やスミッシング詐欺の事例を説明しつつ、気をつけるポイントを見ていきたいと思います。

フィッシング詐欺とスミッシング詐欺の違い

Eメールなどのメールによるものを「フィッシング詐欺」、SMSを利用したものを「スミッシング詐欺」と言います。

偽Amazonのフィッシング・スミッシング詐欺の事例

①未納料金の請求

「商品代金が未納です。至急お支払いください」「AmazonPrimeの月額料金が支払われていません」等のメールやSMSが届きます。万が一料金の未払いがあったとしても、注文がキャンセルになるだけです。

偽Amazonからのメールの確率が高いので、記載されている差出人に連絡したり、注文履歴に記載されていない請求に応じたりしないよう注意しましょう。

②支払方法の更新を装ったクレジットカード情報の要求

「お支払い方法の情報を更新してください」「Amazon プライム会費のお支払い方法に問題があります」といった内容でメールやSMSが届きます。Amazonはクレジットカードの有効期限や請求先住所に関するメールを送ってくることは基本的にありません!覚えておきましょう。

③偽サイトへ誘導して個人情報を要求

「Amazonサービス規約違反のため、ログインが制限されています。ご確認ください」「Amazon.co.jpアカウント情報を更新できません」等のメールやSMSが届きます。記載されたURLをタップすると、Amazonの正規サイトと見分けがつかないような「偽Amazonサイト」が表示されます。そこに記載されているたURLをタップせず、別のページからAmazonのサイトを開くだけで危険は軽減できます。

フィッシング・スミッシング詐欺の対策方法

フィッシング・スミッシング詐欺だと気づかず、そのままAmazonのIDやパスワード、クレジットカード番号などを入力してしまうと、個人情報やクレジットカード情報が不正入手され、不正利用される恐れがあります。実際、クレジットカードの不正利用は、年々増加傾向にあります。 そのため、怪しいメールを開かないなど、注意が必要です。

フィッシングサイトは日々新しいものが作られており、セキュリティアプリでも完全には防ぎきることは難しいですが、ウイルス対策としてセキュリティソフトやアプリは世界中から情報を集めているため、リスクを減らすことができます。

最後に

必ずしもここで紹介した事例ばかりではありませんが、「こういう詐欺があるんだ」ということをまずは心に留めておいてください。常に注意の意識を持ち、セキュリティソフトやアプリでリスクを減らしていきましょう。

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